起業型磯人

自営業

佐藤 一樹

小さな町のメリットが仕事に

地の利を利用すればやりようが結構ある。

東日本大震災が契機に

大磯のコミュニティ参加が
夜寝るために戻る町を
自分の活動拠点に変えました

寒川生まれで大磯・平塚で育ちです。進路はザイン関係に進みたいと新潟の美術大学の建築科に進学し、そこでバンド活動をきっかけに妻と出会いました。卒業後は東京でデザイナーとして勤務。2011年に友人と起業準備中だった最中に東日本大震災にあい、予定していた仕事は契約破棄や延期、全てが白紙なりました。気分転換に大磯港で毎月開催されている「大磯市」に出店したことが契機となり、大磯町でデザインを主とするAUI-AŌ Designを立ち上げました。

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案内人の活動

2011年の震災を機に地元である大磯で活動開始。大磯市をはじめ2012年、デザイン事務所を設立。

縁で広がる

都市部では埋没しやすいですが
大磯はコミュニティが小さく
人と繋がりやすい

震災を契機に今まで目を向けてこなかった大磯で、大磯市だったり大磯で面白いことをしている人達と出会い救われました。ですから会社立ち上げるなら大磯でやりたいという気持ちに。当初は大磯市のつながりでクライアントさんが増えていきました。大磯は小さいコミュニティですが外から来る方も多く、小さいからこそ繋がりやすい。都市部では埋没してしまいます。東京での仕事は分業で商業ベースにのせるというのが大切。大磯ではギャラは低めで大切なのは対面でのコミュニケーション。ですがクライアントがクライアントを紹介してくれる縁がものをいいます。

地域ならでは

大磯には大磯の
地の利があり
やりようが結構ある

現在は、大磯市から生まれた本とアート&クラフトのお店〝つきやまBOOKS〟の管理人のとして店舗運営しながら、AUI-AŌ Designとしてブランディングの仕事をメインにしています。お店の立ち上げや運営、プロモーションなど多岐にわたります。そして大磯町商工会の理事なども務めさせて頂いてます。パターンナー志望だった妻は、勤めていた横浜のアパレル会社を辞め、数年前からワンピースやシャツなどを作る「福月洋装店」を大磯で始めました。今では夫婦共に大磯にどっぷりです。

つきやまBooks Arts & Crafts
住所 神奈川県中郡大磯町大磯1156
問合せ先 info.tsukiyama@gmail.com
営業日時 定休日無し 11:00〜17:00
WEBサイト https://oiso-tsukiyama.jimdofree.com/
概要 つきやまは、もともと大磯市(いち)の参加作家のための常設店として立ち上がりました。 2021年、本とアート&クラフトのお店として再オープン。 本屋のほかに、ギャラリー兼茶室の機能を持つ離れの「GALLERY お風呂場」、1Fでは菜の花ガラクタ堂(うつわ)や、2Fでは昔の印刷方法の活版印刷(かっぱんいんさつ)が出来る「大磯活版発信室」とZINEや出版を担う「大磯出版」、デザイン事務所として多くの機能を持った「モノづくり」にたけた場所です。

 

福月洋装店
住所 神奈川県中郡大磯町大磯1637
営業日時 毎週水曜日〜日曜日 11時〜17時
WEBサイト http://www.fukutsuki.com/
概要 神奈川県の大磯町でひっそりと営んでいる洋服屋です。 服飾の専門学校を卒業後、アパレルメーカーの企画・制作を経験後実際の物作りに携わりたいと思い独立しました。 デザイン、パターン、縫製、販売を全て1人で行っているので商品数には限りがありますが、1点、1点、丁寧に作ります。 素材はホームケアしやすい綿や麻を使っています。 着たときに、身体のシルエットがきれいに見えるようにパターンを作っています。

 

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