仲手川 博

自然が近い大磯。山があって海があっての立地だからこそ、サーフィンやったりハイキングをしたりと自然に触れて欲しいと思います。そんなふれあいのひとつとして大磯で150年以上前から続く地曳網漁を体験して見て下さい。早朝の散歩で立ち寄って始められる気軽さが人気です。

何世紀も受け継がれる、大磯海岸地引き網を広く知ってもらおうと活動している 地元の地曳き網サークルが台舟です。その昔は半農半漁として参加するメンバーが多かったのですが、いまは地元の仲間や、サラリーマン、娯楽として楽しむ方、引退した漁師など。半サラ半漁のメンバーが多く、多世代で行っています。かくいう私の台舟を続ける原動力も、関わってくれる多くの人たちが大好きだからです

春秋は5時、夏は4時半前後。太陽は地引き網の真西を斜め右に向かって昇ります。隠れ家的なlローカル感溢れる浜辺の早朝は、まさに異空間。魚場は万葉の時代から歌に詠まれるこゆるぎの浜です。のどかで落ち着いた海辺で湘南の海で仲間と力を合わせて相模湾の新鮮な「魚」をとる伝統的な漁です。